<ココラボ通信第32号> ●涼しさは自分で作る。夏の住まい方を知る。 夏の木陰に入った時に風が抜けていくと、私たちは「涼しさ」を感じます。
実は、私達の身体が汗をかくことで体温調節をしているように、
植物たちも暑さで枯れないように葉から水蒸気を出して、葉の温度を調整しているのです。
私たちがエアコンなどの空調機器を使わずに心地良く夏を過ごしたいのなら、
木陰のようなヒンヤリとした環境と、僅かであっても空気が動くことが大切なのです。 ●建築例/暮らしの工夫「築3年。この家の、住まい方。」藤枝市「風道のある家」 完成後3年経過した藤枝市のTさんのお宅にお伺いし、 木の家の経年変化をはじめ、涼しく暮らす為の工夫やお住まいの感想などをレポートしてきました。 『風道のある家』と名付けられたこの家では、どんな仕組みや工夫があるのか?Tさんのお話を中心にお伝えしたいと思います。 |