＜ココラボ通信第72号＞

●木の香りのする温もりのある園舎

完成現場報告／藤枝市『青葉ひよこ保育園』

『どろんこと太陽を子供たち！』をスローガンに掲げ、自然の中で生き生きとした保育を実践しているひよこ福祉会さんの第2園目として、昨年4月に『青葉ひよこ保育園』が開園しました。今回の保育園設計にあたり、『木の香りのする温もりのある園舎』というコンセプトを掲げ、木造による準耐火構造を主体とした木材現しの空間づくりをすることで、木の香りや暖かさだけでなく、木組みの力強さや木材の美しさを表現した空間づくりを心掛けました。また、構造材をはじめ、床や天井、壁に使用した杉や桧材は全て静岡県産材を使用し、地元大工の手仕事による加工や造作が素材を活かしています。 保育室や遊戯室の天井に木製ルーバーからは、木材の間を通過した間接的な光が木漏れ日となり、樹の下に居るような心地よさを感じさせてくれます。今回の通信では、木の園舎の様子と合わせて、様々な技術と工夫を取り入れたココラボの提案する木の園舎をご紹介したいと思います。

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みすえる―触れて・感じて・考える―

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