木箱の家
![]() |
「重厚な木の家ではなく、とてもシンプルな家」「木に包まれて生活したい」…この二つの施主の希望は、ともすると矛盾してしまう内容だった。そこで「木箱の家」では壁や天井に全面的に杉板を使いながら柱や梁の組み方に着目し、木組みの間隔や大きさを揃える事で、見た目に軽やかでリズミカルな印象の家に設計。こうする事で壁全面に板倉の杉板を現しても威圧感無く、全体的にすっきりとした家になり、木の良さも引き出すことが出来た。更には障子の桟やキッチンなどの家具の造りも余分な線を出さないように設計し、バルコニーの手摺や窓格子には細かな間隔で木を使い、素材感と繊細さを出すように工夫した。
家族構成/夫婦、子供1人
【外部仕上げ】
【内部仕上げ】
【設備】 |





















