今回ご紹介する『サンの家』は、少しゆとりのある敷地に建つ大屋根が特徴のお宅です。大きく葺き下ろした屋根の下を屋根裏収納や吹き抜け空間として利用し、外観デザインと機能を合わせた木の家になりました。また、中庭や玄関前、坪庭などに植栽を設け、道路などからの目隠し機能と合わせながら、四季の変化を間近で楽しむ工夫もされています。木の家での暮らしが一年経過し、家も家族もイキイキと暮らしている。そんな姿をお伝えしたいと思います。
家族構成/家族4人
敷地面積/362.93m²
建築面積/93.76m²
延べ床面積/130.84m²
構法/在来工法
屋根/ガルバリウム鋼板 タテハゼ葺き
外壁/マサ土入りモルタル掻き落し仕上げ、ガルバリウム鋼板角波タテ貼り
外部建具/木製オリジナル建具 桧、ナラ、ヒバ
ペアガラス アルミサッシ(ペアガラス)
天井/杉本実張り 厚12o
壁/漆喰コテ押え、サワラ本実板張り 厚15o
床/桧本実板張り 厚15o、杉本実板張り 厚30o
内部建具/オリジナル木製建具
キッチン/ステンレスヘアーライン天板オリジナルキッチン
洗面化粧台/TOTO人工大理石天板オリジナル洗面化粧台
浴室/日比野化学工業ハーフユニットバス
壁、天井:青森ヒバFJ本実板張り 厚15o
薪ストーブ/ドブレ640CB
設計者/山崎健治
施工/有限会社こころ木造建築研究所
竣工/平成26年3月
|