器の家
昨年の1月に完成した、静岡市『器の家』。数年前から家づくりの相談をいただいていましたが、計画道路との関係もあり一昨年から具体的な設計がスタートしました。今まで住んでいた家は広く、それぞれの部屋もあったけど、子供たちも成長し、これからは自分たちの時間を楽しもうと考え、木に包まれた板倉の家をベースに、小さなギャラリーのある住まいを計画しました。それぞれに趣味を持たれているOさんご夫婦。奥様はアート作品づくりや着物を楽しんだり、ご主人は音楽や懐かしのグッズを集めたりと、それぞれが多趣味なお二人。自らが製作した押し花アートやグラスアート、ご友人の作品なども展示する場や着物の着付けをするための和室なども取り入れ、生活と趣味の時間が混在する楽しい木の住まいができました。
家族構成/家族4人
屋根/ガルバリウム鋼板 タテハゼ葺き
設計者/山阜虫。 |